フロムを読んでみたい

まいった。全く自信がないです。また非常勤の授業もあるし…。

春だと言うのに寒いです。涼しい、ってくらいかな。

 

図書館に篭って本読んだりするんですが、どうも哲学的な方向へ行ってしまっていけない。

近代思想の勉強しなきゃいけないから、基礎知識みたいなのはつくんです。

ハイデガー実存主義で、人は死のことを考えて云々、みたいな点と点をつなぐような知識は。

そういえば松本清張の『点と線』を読みました。最初のうち、まだ飛行機が飛んでない時代の話なのかと思いました。

戻って、そういうキーポイントばかりを押さえた知識しかつかないから著作の内容とかがいまいち分からない。

仮に読んだところで難しくて読めないんだろうなぁ、とは思うんだけど、勉強してると、不図『この人の思想、勉強してみたいな』とか思ってしまいます。

今はなんとなくフロムを読んでみたい。ありきたりなんでしょうが。

でも、考えてみたらそういう勉強をするところが、まさに文学部というところなんじゃないかと思いました。もしかしたら勘違いかもしれないけど。

心の底から『文系っておもしろいのかも』って思ったのは初めて。夏目漱石くらいの時代の学生の気分です。

 

試験前にしての現実逃避なんだとは思うけど、ますます先が見えなくなってきました…。