研究が好き

どんなものにしろ、研究というものは楽しい。
自分のバックグラウンドから、生命科学の研究をイメージするけど、文理関係なく、楽しいものだと思う。
別に常に楽しいとかいう絶対的なものでもないし、当然嫌いな人も多少なりともいたりするはず。
一流の研究者だとしても、毎日が楽しくて仕方ない、と思いながら深夜まで没頭できる人も稀だと思う。
それでも一般的に言って、研究というものは楽しいものだと言えると思う。

その『楽しい』っていうのはサッカーとかスポーツが楽しいのに似ていて。
スポーツ嫌いな人もいるから、十全に楽しいもののはずはないんだけど、一般的にはスポーツも楽しいものと認知されてるでしょう?
サッカーしてたって、しんどくて仕方なくなったり、ミスして落ち込んでみたり、全部が全部、快につながるものじゃない。けど、終わったあとは楽しい、って思えるし、始める時だって楽しもうとしてするものなはず。嫌々始めたら、やっぱりイヤ、で終わるのも仕方ない。

このしんどさとかミスとかも、病み付きになったり、向上心に繋がったりと悪いもんでもない。この辺も似ていると思う。ミスがあればやり直さなきゃいけない。嫌々やる人もいるけど、せっかくだから今度はもっとうまくやってやろうと思うのものだろう。

ただ、この楽しさって、プロのアスリートが思う楽しさとはたぶん違っていて。
別にそれで食ってくわけじゃなく、楽しむためのスポーツなら楽しめる。だけど、ちゃんと練習して、上達して、それなりの結果を求められるような立場になると、同じように楽しんでもいられなくなる。
『サッカーが好き』と言ったら、『見るのが好き』なのか『するのが好き』なのか『プロとしてやってくのが好き』なのかはだいぶ違うと思う。

そう考えて、プロがプロを目指す人が安心して自分の能力向上や成果に向けてがんばれるルールやら環境を整えたいと思っていたのだけど。いつの間にかぶれができていたみたい。

サッカーも含めて、たまにプレイヤーになるのもいいな、と思ってしまいます。