期日前投票

参院選が終わりました。
争点はどこだったのかあまり分からないものの、大方予想通りの結果だったと思います。
いろいろ分かってくると、もっと政治への関心が深まるんでしょうけど。

今回は日曜用事があったわけではなかったものの、前日の土曜日に期日前投票に行きました。
暇だったからというわけではなく、木曜日くらいに、選挙に行かなくては、と思ったのだけれど、考えてみると手元にない。
それ以前にはがきを見た覚えもない。
とすると、もともとはがきが届いてなかったのか、届いていたのに気付かずに捨てたかのどちらかだろう。
とは言っても、自分の非かもしれないのに、はがきを送れというのも悪いから、白票を投じたことにすればいいか、と思っていた。
ところが、土曜日になってふと期日前投票のことを思い出し、もしかしたら身分証明書の提示程度でなんとかしてくれるかもしれないと期待して、区役所へ行ってみた。
行ってみると、5、6人の投票人と同じくらいの人数の選管の人がいて、誓約書を書かされた。
実際、日曜日に予定があるわけではないのだけど、それらしく『学業』にチェックを入れ、偽りはないと署名した。
その下に住所を書き、係に見せると、『はがきはお持ちですか?』と聞かれ、ないと答えるとそのまま待たされ、係の人は住民情報と照合を行っているようだった。
しばらくして名前を呼ばれ、従来と同じように2枚の投票用紙に候補者名と政党名を書き、投票箱に投票してきた。

予想に反して、非常に簡略な手続きで期日前投票ができてしまったのだけど、これはあまりに簡略すぎると感じた。
そもそも本人確認されていない。
これだと名前と住所さえ知っていれば、本人になりすますことができ、すんなりと投票できてしまうことになる。
確かに写真つきの身分証明書を必ずしも住民全員が持っているわけではないから、強制的に身分証明書の提示を求めることはできないのだろうけど、せめて投票はがきを出させるくらいのことはすべきだったんじゃないだろうか。

もちろん、そうしたら僕が困ったわけですが。