薄暗い森の中

今日は下賀茂神社までせっかく行ったので、暗い糺の森の中、ブレまくりながらも何枚か写真とってきました。

御神木らしいんですが、なかなかおどろおどろしくて好きかも。現場では帝王さんと、『蛍光灯の白い光は神社雰囲気に合わない』みたいなことを話してたけど、こうしてみるとそれなりに神々しい。というか単に薄気味悪い。

森を歩いていたら小僧さんが、独りで歩いてくるときは結構怖かった、というので何が怖かったのかと尋ねると、心霊関係の精神的な恐れじゃなくて、薄暗い森の闇の中に誰かが潜んでいて自分を刺しに来るんじゃないかと恐れていたんだと。わざわざ君を刺しにくる人はいないだろうが、最近は誰でもよかった、みたいな人も多いらしいし、もっともなことだ。

最近の学校での事件とかを見てると、そのうち子供はお化けが怖くてトイレに行けなくなる以前に、他人が怖くて表を歩けなくなるんじゃないかと思えてきます。『病んだ社会』というのに少しだけひとり納得してみました。