桜の木と斧

ようやく一週間が終わった。こんなに長く感じられる一週間も新生活の証。新鮮な気分ってのはなくしたくないもんでね。花粉症の新鮮味にもそろそろなれてきたところだし。

円山公園の枝垂桜です。夜に撮ったのはやっぱりぶれがあったもんで。にしても、満開じゃないといっても、みんな言うように元気なさげです。三代目がどっかで栽培されてるらしいけど、近いうちに植え替えられるんでしょうね。そしたら、このさくらはどうなっちゃううんだろう?

燻製用のチップにしてみたい。

燻製なんて作ったこともないし、別にそんな趣味を作る予定もないのだけど。気分的なものと相まってすごく深い味を演出してくれそうだし。他に桜の木の使い道って知らないし。まぁ、ただの思い付きです。

桜の木といえばどっかの国の大統領ですよね。ワシントンさんだっけ?桜はあってると思うけど、斧の試し斬りして桜に斬りかかったと聞いています。それを正直に父に告白したことで誠実なキャラを定着させた方です。それに対して、今日の帰りに鴨川沿いで花見をしてる集団がいて、桜の枝を折って

『俺が折りました~』

って宣言してるのに、

『それはマジでアカンって』

って仲間に素で怒られてる酔っ払いを見ました。

なんていうか、折った彼もいけないし、ちゃんと怒ってあげる仲間も正しいし、彼自身にどこまでの思惑があったのかも分からないけど、例の逸話にちなんだつっこみが出てこないなんて、なんて気の利かない仲間たちなんだろうと思ってしまいました。いや、もっと大切なことは他にいっぱいあるのも分かるけども。