夏休み

ベタに夕焼けの写真です。夏なのに夕方の赤がすごくきれい。思わずどこかへ出かけたくなります。

七月も海の日を過ぎたら夏休みです。八月のおわりまで夏休みです。宿題があろうと長期休暇に入って、海に行ったり帰省したり部活に打ち込んだりするものです。

でも気づくとそんな夏休みは二度と来ないということを当たり前ながら実感しました。まだ学生身分なら多少はましだけど、社会人になった人を考えたらお盆休みを取れるだけでも御の字な状況なのでしょう。一ヶ月丸々の休みだなんて…。

こう考えたら最後の夏休みは学部三回のときということになる。何をしていたかといえば、8-22のシフトで10日間くらいはたらいたことが印象的でした。なのに稼いだからといって何をすることもどこへ行くこともなく。あのときはこれが最後の夏休みになるだなんて思いもしなくて。

別に一ヶ月休むということ自体に意味があるんじゃなくて、ちゃんと所属があって休みが終わったら何の罪悪感もきまずさもなく帰れる環境にあることが重要なわけです。つまり休みが明けても特に戻るべき場所もなかったらそれも意味はなくて。

そういう多因子な感じで夏休みが魅力的なんです。きっと世の大人たちもそんな感じなのでしょう。

きっと実際に一ヶ月休みがあったら大したことはできないんだろうけど、映画の一本くらい撮ってやる気力はあるのだけどな。