映画のはなし

あんまり映画を見てない人が勧めてくれる一番よかった映画は見る価値があるんじゃないかと思う。逆に映画通の人が勧めてくれると、変にいいところをつきすぎちゃうんじゃないかと思って。

同じ考え方で、不朽の名作って呼ばれるものとか名前だけは聞いたことがあるっていう作品も一度見ておくべきじゃないかと思います。

で、せっかくだから数少ない見た映画のなかでよかったものを紹介してみようかと。よっぽど見るものがなかったときにでもどうぞ。

勧めるのは『グッド・ウィル・ハンティング』で、いわゆるヒューマンドラマです。やっぱりヒューマンドラマです。あんまりアクションとかホラーとかって心に残る映画にはなりにくいし。『スター・ウォーズ』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は考えるところがあって残ってるけども。

この作品は劇場で見た覚えがあるから、97年で実は中学生のときに見たことになる。その歳で感動できた自分にもちょっと驚きです。また見ようかな。

以下あらすじとかで。

内容は心を開けずに才能を開花させられないまま生活している天才少年が独りの先生と出会ってお互いに成長していく物語。一言で言えばそんなものだったはず。きっと人生の転機とかに見ると影響を受けるような作品です。

でも、一番すばらしいのは主人公のふたりじゃなくて、友達。街のチンピラみたいなことしてるんだけど、絵に描いたような友情を持ってて、ウィルを旅立たせるために馴れ合いじゃなく、本心でぶつかってくれる。

その友人達が旅立ちを何事もなかったように受け入れるラストシーンが一番お気に入りです。こんな友達甲斐のある人間になりたいものです。

…やっぱりもう一回見よう。