タチバナさん

前の話を書いてる最中から、これはどうも立花隆信者みたいだな、と思ったので彼の本をちょっと読んでみた。脳関係の本を2冊くらい読んだことがあったけれど、そのときはどんな人か知らなくて。なぜか『江崎玲於奈の友人』というイメージを持ってた。なぜか知らないけれど。

読んでみてとても理想に近いけれど、彼みたいになるのはちょっと無理だと実感した。
そもそも本を読むのが嫌いなので。なによりも勉強が好き、なんて大声じゃ言えない。学校出たい、と考えてるくらいだし。…それは直接の理由にはならないか。

加えて、正直『知るのが楽しい』よりも『知らないのが悔しい』と言うほうが自分にあってる。知的好奇心から物事を探るんじゃなくて、何か知らないことにぶつかるのとなんか悔しいから知っとこうってなる。不健全な知的探究心。一生勉強するのに本読み続けていける自信は全くないや。

また、実際にその立場に立って手を動かすことも必要な因子のひとつだと思っていて。牛丼産業について解析できても、昼の厨房での奮闘具合は分からないでしょう?

ただ、できるだけ多くのことを知ろうと思ったら本から学んで、専門家にインタビューに行くっていうのは確かに一番近道なんだと思う。いちいち実地経験積んでたら時間がいくらあっても足りないし。

でも、母校の先輩なこともあって、ちょっと見習って真似してみようかな。そうと決まれば、まずは新聞社じゃなくて出版社にエントリーしてみよう。