夢がないなあ

聞いたときから予想してたけど、一部で宇多田ヒカルがたたかれてます。一部と言ってもすごくマイノリティーでしょうが。問題は『Keep Tryin'』の歌詞の一部

実際自分もそのカテゴリーに入る人間なので、聞いたとき正直ちょっと引っかかりました。『夢がないなあ』とか言われちゃうと。

なんとなくレビューを見てみると、よかれ悪しかれやっぱりその歌詞に引っかかる人が多いみたい。『センスある!』みたいなのから『自分の夢を否定するな!』みたいなのまで。

もともとひねった歌詞書く人だし、結構な人がそこに引っかかりを感じてるってことは、おそらく本人もその辺は分かっててやってるんじゃないかと思う。彼女が書くからこそ人の印象に残ったっていうところも大きいだろうし。

ただ、考えてみたけどあんまりポジティブに受け止める解釈ができなくて。何かを象徴的に表現してて、別に直接否定する気はないのかもしれないけど、それでも言葉通りにとっちゃうとなんだか…。世の人はこのフレーズで感動できたりするのかな?

あと、『Time is money』とかのフリがあるあたり『忙殺されてないで恋愛でもしなさい』とか忙しい生活を憂いて書いたり、もしくは単に収入が高いとか思ってる?実際そこまで稼げないらしいのに。だからこそ不満が募ってて天下りとかしたくなるのかもしれないけど。

 

別にこの先彼女の曲は聞かないとかそういうのはないけど、今回の曲にいい思い入れはできそうもないなぁ。時期も時期だし。