火災報知機

朝、目覚ましが鳴ったのに無視して寝坊しました。久しぶりとは言え、結構ありがちな展開だったと思います。

学校に行くとすぐに火災報知機も鳴っていました。しばらく鳴っていたけれど、比較的すぐに止められました。

けたたましく鳴る報知器が止まったのを見てほっとするともに、止めてよかったのか?という気持ちも出てきました。

確かに周りは誰も危機感はなく、鳴り止むとすぐに自分の部屋へ戻っていったものの、これがほんとの家事だと疑う人はいないんだろうか、と少し不安にもなりました。結局確かめにも行かなかったけど。

これって共通点があると思う。

起きなきゃいけないと思いながら、目も覚めないままに目覚ましを止めるのと、

逃げなきゃいけないはずなのに、何もなかったように報知器を切ってしまうこと。

遅刻くらいなら何度かは許されるけど、一度火事に遭ったらなかなか難しいものがある。

 

人はパニックになりそうなときなどでも、周りが平然としていたりすると無理して平然と振舞おうとするらしい。スズメバチに襲われそうになっても、大げさに逃げ回ろうとしなかったり。

これがいい方向に動くときもあるんだろうけど、適切に対応しなかったばかりに痛い目に遭うことも多い。

 

平然を装い続けて事なかれ主義を貫き通すのも考え物なのかもしれません。