閉じたipod

ここ数年はデジモノが流行、という雰囲気を感じていますが、なんだかんだで男はああいうものに惹かれるモノなんだと思います。

そんな言い訳もあって、ipodを二台所有していますが、当然使うのは一台。第五世代の30Gのやつで、既に容量いっぱいでちょっとうれしくなっています。一度も聞いてない曲も多いのだけど。

そしてもう一台が、第三世代の20Gモデル。クリックホイールじゃないから初めて使うと押した感じがせず、てこずったりするやつです。この子の困ったところは二年半も使うとバッテリーが弱ってくるようで、充電しながらじゃないと安心して使えないところです。だから、こっちを車内オーディオとして使っています。…レンタカー借りたときに。

車で使うということは車載キット(トランスミッター、電源アダプター)も持ってわけで、この投資があったために、今さら第五世代用のトランスミッターを買うのももったいなく、仕方なく使い分けていたわけです。できることならいつも使ってるのをそのまま車の中でも使えたらよかったけど。それでも車に乗ることなんてそんなにないから、大して困ることもなく使い続けていたわけです。

それが最近になってパソコンにつながらなくなってきた。

認証しようとすると電源が落ちる。聞く分なら問題ないのに、充電済みで認証しようとしても一度落ちて、電池表示がゼロになる。つまり閉じたプレーヤーになってしまったわけです。昔のディスク内臓のカラオケの機械みたいに。今ある曲を聴くだけなら大して困らないはずなのに、新しい曲が入れられないだけでずごく魅力なく感じました。

自分の音楽を聴くスタイルも反映してるんだけど、デジタルプレーヤーの魅力って、実は新しいデータを追加できる拡張性と、自分の音楽スタイルを記録して閲覧したりカスタマイズできるところ。それがベースであって、大容量、小型、軽量といったスペックは実はそこまで重要ではないんだと思います。