次世代ゲーム機

12月です。明日にはWiiが発売されるわけですね。

日経新聞にもゲーム業界のネタが取り上げられるくらい、この年末は次世代ゲーム機の行方が気になるところでもあります。

周りではPS3には魅力を感じない、という意見が多いものの、とりあえず現在では手に入れるのは困難な状況で、失敗かどうかはまだよく分からない。ただ、価格の問題は大きいと思っていて、パソコン買うなら安いかもしれないけど、『ゲーム機』というつもりで買おうと思ったら高いんだろうな。

でも、sonyは1でも2でも、もともと高かったわけで、かつPS3の原価から考えたら2万円は安い、とか言われているにもかかわらず、今回の値段を大きく意識させるのは、他の2台の値段のせいなんだと思います。

そんな中で注目されているWiiですが、実は個人的にはそこまでの魅力を感じていません。別にがっかりとかではないし、期待はしているのだけど。

あのコントローラーがどうなっていくのかが一番の心配で。

普通のコントローラーを使ったものなら長い間リリースがされていくだろうけど、あそこまで斬新なものを使うと、ゲームを作る方も使いこなせなくなっていくような気がして。

最初こそうまい使い方をいろいろ提供してくれそうだけど、そのうち数種に定着していくだろうし。そうなったときに、部屋で一人コントローラーを振り回して楽しむことができるだろうか?そう考えると、多少の疑問が消えなくて。

それでも『ゲーム人口の増加』を目指す姿勢にはすごく共感できる。マニアックなものではなくて、直感的に楽しめるゲームを、という思考の元にあのコントローラーはあるわけだし、裾野を広げて業界全体の活性化を、なんていう今どきの考え方を率先してやろうとするのはさすが任天堂、とうれしくなります。ゲーム離れした少し上の年齢層の人たちも引き戻せるとまた、大きな進歩になるでしょうね。

実際うちのゲーム機たちが最近めっきり動いてないことを考えると、僕もゲーム離れしつつあったのかもしれない。