束縛

最近は結構な頻度でWiiを起動している。

特に、『Wii Fit』、『みんなの常識力テレビ』なんかをやってるもんで、だいぶとTouch Generationな気分。

DSでも『脳トレ』をはじめとして、トレーニングものがだいぶ増えてきた。上の二つもまさにトレーニングもので、一日のノルマを終えるとハンコを押してみたり、シールを貼ってみたりして、まさに『継続は力なり』を地で行くゲームたち。

こう言ってしまっては身も蓋もないかもしれないけれど、ゲームはどこまで行ってもゲームなわけで、5年、10年と継続できるほど根気のある人も珍しいはずだ。

実家に帰ると、10年越しで未だにマリオ64マリオカート64を楽しむ兄弟もいるけれど、たまにやるから楽しめるのであって、毎日タイムアタックをせこせこやりこむってわけじゃない。

しかも小中学生じゃないから、夜遅く帰ってきて、そのまま寝てしまう事だってあるから、毎日必ずWiiの電源を入れるなんてことはできない。おそらくそれが普通なはず。

ところが、川島先生をはじめとするトレーナー陣は、間がちょっとでも空くと

『昨日はどうしたんですか?』

とか

『3日ぶりですね』

なんてことを言ってくる。束縛したい恋人みたいに。

他にも、一度登録してしまうと

『最近、~さんを見ませんね』

なんてこともいちいち気にしてくれる。持ち主ですら毎日やってないんだから、いわんやゲストプレイヤーをや。

ちゃんと続けてやれるようにモチベーションを維持させてくれようとしているのはひしひしと伝わってくるものの、みんながみんな家族で規則正しい生活をしているわけではないんだから、できることなら次からは『束縛』のon/off設定ができるようにしてくれると、むっとすることも減ると思うのだけど。