ゲームセンター

ゲーム業界が好調の世の中ですが、予想もしてなかった作品の続編が出るようです。個人的には懐かしいけど、どのくらい変化があるのかも心配です。

すくすく犬福の続編なんですが、製作決定したのが一年くらい前で、それ以降あんまり気にしてなかったんだけど、ようやくロケテストなんだそうです。ゲームセンターとか行かないからあまり着いていけないんだけど。

ゲームセンターといえば、最近はIDカードと連動したものとか、カードデッキを使ってやるのだとかが多くなってきてて、実際に筐体の前にいなくてもいろいろといじくれるようになっています。

ipodと同様に、これらのシステムのいいところは自分の記録を残せるところに尽きると思います。格闘モノでも、戦績が残ってたらどんどんやろうという気になるし、真剣さも増しますよね。音ゲーでも同じく。『もっとやらなきゃ』と思わせるものがある。僕は一作目のマジックアカデミーのカードくらいしか作った覚えがなかったけど。

ヘビーユーザーを作って業界を盛り上げていくのは戦略としてすごく効果的だと思う反面、ライトユーザーやビギナーが入りにくい環境を作っているのも事実。

正月初めにこれを見たくてふとゲームセンターへ行ってみたんだけど、なんか猛者どもが囲んでて、試しにやってみるような雰囲気はなく、会員制のクラブみたいな閉鎖的な空気に包まれてて、近づくことさえ憚られました。まさにコイツは戦争だというくらいに。僕が小心者過ぎたのかもしれないけど。

それでもああいう雰囲気が出来上がってたり、初期投資が必要だったりすると初心者としてはどうしても敷居の高さを感じてしまい、新規のお客さんを取り込むのは難しくなるんじゃないと思います。

 

そう考えると、今までゲームになじんでいなかったニッチを狙おうという任天堂のDSとかはうまいことやってるんだな、と気付かされます。

ユーザーの裾野を広げていくことで、ある程度コアなサードパーティーも参入しやすくなるし、DQみたいに他のプラットフォームから戻ってきたりして、さらにシェアを伸ばしていく。

ただ、裾野を広げないままヘビーユーザーだけを対象に突き進んでいくとどうなっていくのかもすごく興味はあるんだけど。