またゲームの話

土曜日のヨドバシカメラに行ったら、DS-liteのゲリラ販売の行列に遭遇しました。ずらっと並んでて、既に予定台数に達していました。並んでいる人を見ると、手には整理券のようなものは持っている。だけど、持ってるのはそれだけだった人が多い。ソフトを一緒に買おうという人が少ないように思えた。

とりあえず本体だけ買って、あとでソフトを、というつもりなんだろうとは思うけど、任天堂の二つのハードはどうもソフトよりハードが先行している気がしてならない。『とりあえず買ったけど、やるソフトがない』という状態に近づいている気がする。

Wiiでは4月8日現在で41本のソフトが出ているらしいけど、実際に購買意欲につながりそうなのは数本あるかないか。それも任天堂のものばかり。バーチャルコンソールのために買うというならそれでもいいだろうけど。

穿った見方になるけど、結果的に品薄感からくる需要の喚起によって売り上げてる部分が強くなっていると思うんです。過去にSONYがやってたような。これまでの愛好家以外にも裾野を広げていて、売り上げも快調であるという情報があって、興味を持って、とりあえず店に行くとほとんどが品切れになっている。そんなときにふと見つけたら、多少迷っても買う気になってしまうと思うんです。欲しいソフトがなくても。

DSについては、脳モノ、勉強モノ、データベースに近いものなど幅広いソフトが出ているのは事実としても、Wiiに関しては、そんなに多くのユーザーを囲えるほどのものは、今のところないと思うんです。ハードの特性を完全に生かせているとも思えないし。

もし、これからWiiを買う機会があったら、一度立ち止まってみて、『何がしたいのか』を改めて考えてみるのもいいと思います。就職活動のように。

 

別に買うなというつもりはないんですけど、どうも評価が不適切な気がして。