フレッシュな感じ

連休も終わって、新生活も慣れてきたことと思います。むしろ五月病の季節です。
が、僕は特に新生活ということもありません。

当然、大学にも新一回生が入ってきているわけで、それとなく新入生感を出した初々しい学生を見かけます。こっちも年々歳をとってきているわけで、少しずつ新入生は歳が離れていくのも当然のこと。
そのせいだろうけど、彼らを見ても大学生の感じがしない。ついこの間まで高校生だったのだろうけど、それにしてもかなりに子供に見える。自分もあんな感じだったのかと思うと違和感がぬぐいきれないほど。

これがフレッシュな感じなんだろうか。それなりに頼もしく見える新社会人たちも社会から見たら『若いっていいなぁ』みたいにして片付けられてしまうような。

ただ、フレッシュ感っていうのはおそらく自分では自覚できないものなんじゃないかと。自覚として現れてくるのは緊張感とか無知とかで、若さよりも適応しきっていないという要素が大きそう。
『若いっていいなぁ』っていうのも、『自分はもう若くない』っていう自虐的な意味と一緒に、『自分はこの環境にもう慣れているんだ』みたいな古株の優越感も含まれているような気がする。

その優越感もそこにいることに合理性があるときにだけあるもので、その環境にいる必要のない身分としては、そのうち悲壮感に変わっていきそうです。

こんな考え方をしていたら新しい環境になってもあんまりかわいがってもらえないかもしれないなぁ…。