ロッキーと鬼太郎

また映画を観に行きました。自己啓発のため、『ロッキー・ザ・ファイナル』を封切二日目に。
その後、連休に『ゲゲゲの鬼太郎』を。
どちらも大衆向けという感じで自分としては珍しい方向性でした。

ロッキーって何作かは観てるはずなんですけど、アポロが殺されるソ連のやつが一番印象に残ってますね。逆に最初のやつはあんまり覚えてない。
そう思ってたら、『ファイナル』を観た夜に地上波でその『4』をやってました。ロッキーも昔とはだいぶ違ってました。太った…んでしょうね、きっと。

ストーリーがどうのっていう作品でもないから何を書いてもいいと思うんですけど、あんまりおもしろくはなかったです。トレーニングし始めて、試合やってるところはいいんだけど、それまでの話がいまいちよくわからない。そもそも、なんでまた闘う気になったのかもよく分からなかったし、『家族の絆…?』みたいな程度。
まぁ、単純に今の自分を奮い立たせるというところではそれなりによかったと思います。

ストーリーというと『鬼太郎』の方も同様に、いまいち話がうまくつながってこない。これもストーリーで見せる作品じゃなかっただろうし、シーンとしてはいいなぁ、と思わされるところはありました。

それから、キャストが豪華すぎるところもあって、個人個人をあんまり生かせてないのかなぁという印象も。後になって、『あれが代表作です』とはウェインツくんでも言いいにくいんじゃないかと。
それでも、ねずみ男大泉洋猫娘田中麗奈はなんとなく印象に残りました。

そもそも鬼太郎をアニメや映画にする時点でだいぶ冒険してると思います。原作の漫画はあんまり動きのない会話のやり取りで進んでいくところが多いし、鬼太郎の性格もいまいち掴みどころがないし。

どちらも一度くらい劇場で観てもいいと思いますが、おそらく二回観る気にはならないと思います。