GDP

1-3月のGDPが発表されてました。0.6%の成長で、年に換算して2.4%の成長だそうです。
経済学専攻でもないから、ここから展望だとかそういう話はできないんですが。

でも、素朴な疑問として、どうやって決めているのか?
GDP(Gross Domestic Product:国内総生産)は、wikipediaによると一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額で、この伸び率が経済成長率に相当するとなっています。

とすれば、屋台で焼きそばを買っても、ダフ屋でチケットを買っても(違法ですが)、ネットオークションで儲けたとしても、いちおう経済活動なわけで、GDPに含まれてなきゃいけないと思うわけです。
そこまで行かなくても、学生向けの定食屋がいちいち四半期ごとに利益を申告してるかというと、疑わしい。

しかも『付加価値』ということは、売り上げだけじゃなく仕入れ値まで知らなきゃいけないし、仕入れの時点で加工されてたらその付加価値も考えなきゃいけないことになって…。
ここまできて、あぁ、確か中間生産物は省く、というのをどこかで聞いたような気がする、と思い出す。

算出してるのは内閣府の経済社会総合研究所で、もとをあたると、当然全てのデータをそろえることはできないから、いくつかの統計を利用して算出しているようです。
新聞にもある内訳どおりに、個人消費、住宅投資、民間の設備投資、政府の消費、公共投資、輸出、輸入などの7項目について、実際の金額から成長率を出してると思われます。

そう考えると、新聞に載ってるのがほとんどであって、GDPって言っても実はそこまで難しいものでもないかな、という気になってきました。
もちろん、自分で出せ、と言われたら無理があるし、分かったつもりになってるだけかもしれないけど。
経済やってる人には笑われそうだし。

でも、実数値が公表されているにも関わらず、新聞に載らないってことは、GDPっていうのは正確な値ではなくて、あくまで目安だっていう考えられているからでしょうか?

調べてたら、21世紀初頭に2chに『GDPの計算方法教えてくれ』というスレッドがありました。結構興味を持つ人はいるみたいです。