プロパン

つくばに来て2ヶ月半くらいになる。

風が強かったり、街頭とマックが少なすぎたり、虫とCOCO'Sが多すぎたりと不便な部分も多いけど、田舎とも都会とも言えない感じの過ごしやすい街だと思う。

それでも、ある程度は学生の街なのだけど、研究所も多いから家族向けの店が多かったりで、京都に比べると些か学生には優しくない。

大学周りは意外と食べるところがないし、学食は早々に閉まる。

一人でファミレスに行く気にもならないから、時間の余裕も含めて、結局自炊が一番だと思うようになった。

他に芳しい選択肢がないと自炊も結構続くもので、作り置きメニューをメインに、自炊も軌道に乗ったかに見えた。

ある日ポストにあった請求書を見ると、これまでの2倍近い額が請求されている。

ガスの請求書だった。

毎日風呂にお湯を張っているとは言え、いくら何でも高すぎだろう、と思って調べてみると、つくばは未だにプロパンガスがメインらしい。

これまで、都市ガスとプロパンガスの違いなんて意識したことはなかったけど、負担が直接のしかかってくると早く都市ガスを通してくれ、という気になる。

しかも、料理にガスは欠かせないので、余計に悔しさも募る。

映画館のジュースのように憤りを覚えましたが、手も足も出ません。