先週ドイツから戻りました。
日本の夏をあまり堪能できなかったのは残念ですが、この蒸し暑さが日本の夏を思い出させてくれました。
ドイツは夏でもすごく涼しかったので。
ドイツでは、かなりの頻度で話しかけられたことが印象的でした。
日本人観光客とかが日本語で話しかけてくるなら分かりやすいんですが、最も多いシチュエーションは、
駅のロッカーで使い方を聞いてくるというものでした。
展開からいって、スリとかあまり喜ばしくないものを警戒したものの、子供連れだったり、おばあさんだったり、
あまりそれらしくない。
しかも油断させるために日本語を使ったりもせず、かと言って英語でもなく。
ドイツ語で聞いてくるのだった。
ドイツ語だなぁ、ということは分かるものの、ドイツ語で返してあげる力はなく。
なんとなくロッカーを指差したり荷物を入れようとしてたりするあたりから、使い方を聞いてるんだろうなぁ、と。
かと言って、ドイツ語が話せません、とすら伝えられない。
仕方なくそれっぽくジェスチャーと単語を駆使して伝えました。
さすがに3回も経験するとスムーズな動きができるようになるもので。
ただ、ロッカーに貼ってある図表にはおそらく使い方が書いてありました。
ドイツ語なので僕には読めませんが、おそらく使用方法でした。
彼らがなぜそれを読まず、あえてアジア系の人間にドイツ語で尋ねるのか。
それが非常に納得いきませんでした。
結果としてはいい経験にはなりましたけれど。