すごく辛いですよ

お昼に時間があったので、たまには大学周辺の店を開拓しようと、自転車で出かけました。

ところが定食屋、ラーメン屋、ファーストフード的な店は見当たらず、ずるずると駅まで行く羽目になりました。

駅前には商業施設Q'tがあるので、とりあえずごはんにはありつけました。

ひとりでフードコートはかなり未体験でしたが、平日の昼にも関わらず、おひとりさま、多人数に関わらず、いろんな人がいました。

たいていの人はうどんを食してました。

鶏肉めいたものが食べたいと思ったので、グリルな店でメニューを選び、『アジアンライス』を注文すると、中国人留学生らしい店員さんが、

『すごく辛いですよ』

と、片言で忠告してきました。

店のマニュアルなのか、本人の体験による評価なのか分からないけれど、中国人をして辛いと言わせるようなレベルとなると、さすがに尻込みしてしまう。

思わず、

『そんなに辛いですか?』

を聞くと、

『私はわかりません』

と、正直に答えてくれた。マニュアルに従っていただけらしい。

それを聞いてから、安心して昼ごはんにしましたが、彼女の忠告通りアジアンライスはとても辛く、おひとりさまはフードコートで滝のような汗を流しました。

店側からの忠告であろうと、これからはちゃんと受け止めることにします。