ライブラリ

ipodを使っている人ならきっと、誰でもitunesを使ってるはず。

音楽をインポートして、同期してipodにその音楽を入れて。

そんな便利なソフトなんだけど、ちょっとした勘違いで『ライブラリファイル』を消去。

『ライブラリファイル』というのはパソコンに入っている曲の目次のファイルみたいなもの。

何回聞いたとか、いつ取り込んだとか、お気に入り度合いはどのくらいか、とかも記録してくれる。

消えたのはこれだけで、音楽のファイル自体は残ってるから聞くことにはなんら問題がない。

ただ、最初のipodからもう6年になるので、積み重なった自分の好みのデータが消えてしまったわけで。

入ってる音楽自体は何ら変わりはないのに、全く新しいipodとして接していかなくてはいけない。

だから『この音楽が好きなんだよ』って教えてあげながら選曲する。

知ってたはずなのになぁ、なんだか新鮮というかよそよそしいというか。

前ならプレイリストを選んどけばいつもの曲を適当にかけてくれたのに。

『いつもの』が通じない馴染みじゃない店みたいな。記憶喪失の友人のような。

でも消えてしまったものは仕方ないので、エネルギーは要るけど少しずつ関係を作り上げていくのです。