人の流れ

今週はSINGER SONGERの『初花凛々』ばっかり聞いてました。やっぱりCoccoは好きなので。『風化風葬』『しなやかな腕の祈り』あたりが好きです。

久しぶりに昔よく行ってた王将に行ったら半分くらい知らない人が働いてました。人の入れ替わりというのはどこにでもあるものだけど、時間の移り変わりを感じてどこかさびしい感じがします。

人の流れがないところは栄えない、というようなことを聞いたことがあります。ずっと同じ環境でやってると、やっぱりどこか馴れ合いになっていくってことでしょうかね。会社なら新入社員は欲しいし、いつまでも古い人間が上に立ってるのも問題が出てくるんだろうし。

その風潮を受けてか、大学の研究室も人の流れを重視するようになったようで、博士を出てからは同じ研究室にいるとお金が出ないんだそうです。あんまり詳しくは知らないですが、そう聞きました。

同じことをずっとやり続けるのは、ラクな面もあるし、大変な面もあって。やってることがルーチンワークになれば頭使わなくていいけど、刺激がないと精神的に持たないだろうから。

会社なんかは人事異動でもって流動化を図ってるんだろうね。働いてるほうはいちおう終身雇用だから、仮に『左遷』とかでも路頭に迷うことはない。終身雇用ってやっぱり働いてる人からしたらすごく安心な制度なんでしょうね。

研究環境を変えながらいろんなとこを転々と、しかも身分が安定してなかったりして。そんなことを考えると研究者もラクじゃないんだろうな、って改めて考えさせられます。

動きがないと見た目きっちりしたものはできるだろうけど、どこか不自然さが出てくる。