大学選び

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051225-00000502-yom-soci

東大志望者が増えているらしいですね。『ドラゴン桜』がひとつの要因か?という記事。もちろんセンター試験はまだだから模試からの情報になるらしいけど。

模試のときに書く志望校って、学年が上がるにつれて現実味が出てくる。一年生とかはネタで東大って書く人が多かった気がします。逆にできるやつが何かに抵抗を感じて東大と書けなかったり。

それくらいに世間には知名度があるわけで。でもその知名度のせいで東大に入ることが最終目標になってる人もいた気がする。予備校のときも含めて。

日本の大学生が入学してから遊びほうける人が多いのって大学が最終目標になってる人が多いからじゃないかと思う。『大学に入って…をするんだ!』みたいなモチベーションのある人は一回生のときからいろいろと忙しそうにしてただろうし。

ただ、それが悪いって言う話じゃなくて、高校までって特にそれなりの新学校に行ってたら価値観ってそんなに振られることがないはず。『勉強ができる』ってのが大きなステータスになるだけでもそう思う。大学行ったらいろんな意味での『おもしろい人』ってのがいるわけで。

だから勉強しないことはよくないけど、社会に出る前の準備期間と考えたとき、その役割は十分に果たしてると思う。うちの大学でも。

その一方で最高学府として研究機関として学生を育てる一面も持ち合わせてるから大学ごとにやり方は違ってくるし、特色が出てくるのもその辺なのかと。

だから大学選ぶときって、僕は偏差値と土地柄で選んだ部分が大きいけど、当然、自分の行きたい学科があるか、就職に有利か、研究環境がいいか、近いか、みたいな実質的な要素と雰囲気、イメージに加えてどれだけいろんな人がいて多くの経験を積めるか?っていうのも統計には現れにくいけど一度確認してみるべきかと思います。医学部除けばけっこう偏差値と相関してるイメージはあるのだけど。

社会出たらまた違うレベルでいろいろいるのだろうけど。