不断の努力

健康グッズ売り場に行く機会があった。

ブームが始まったところなのかもう下火になっているのかはわからないが、思った以上にいろいろなものが売っているのにおどろいた。

一番の流行はヨガらしく、ビデオやらヨガマットなる敷物までが数種類置かれていた。

逆に『アブ~』といった電気的に筋肉を刺激してやろうという原理のものはずいぶんと淘汰が進んだらしく、高価なものが2、3種類程度置かれているだけだった。

そんな中で気になったのは万歩計である。

最近はかばんやポケットの中に入れておいてもちゃんtぽ歩数をカウントしてくれるものが出ているようで、一昔前のようにカシャカシャ言うものではなくなっているらしい。

かと言ってかばん持って出歩くこともないから、従来の型でも十分なんだけど。

そんな健康グッズの隣にあるのが美容グッズである。

もちろん男には縁のないものなので、どういうものがあるのかはあまり知らないが、見てみると結構な衝撃を受けた。

何がどう、という細かい話はなしにしても、なんていうか女性の必死さみたいなものを垣間見たような気がして、大きな罪悪感、背徳感を感じずにいられなかった。全ての人が使っているわけではないにしても、平然とそれらを眺めている女性客の近くにいるのも悪いような気さえした。

 

きれいなものを作り、保つためには不断の尋常でない努力が必要なのかもしれない、と勝手に思ったりしました。